2009年02月21日

英科学誌ネイチャー「前立腺がん、尿検査で早期発見 米グループが新手法」

英科学誌「ネイチャー」という雑誌があることをご存知ですか?
最近、この雑誌に興味深い記事が掲載されました。

前立腺がんと尿中のアミノ酸代謝物に関係があるという話題です。

「前立腺がん、尿検査で早期発見 米グループが新手法」という
タイトルの記事です。

米ミシガン大学の研究で、前立腺がんの進行状況は、尿中のアミノ酸
代謝物の濃度を調べることで正確につかめることがわかったそうです。
米国立がん研究所も評価しているとのこと。

研究グループはサルコシというアミノ酸代謝物の一種が転移性のがん
に多く見られる事も見出しています。

今後の研究結果に期待できそうです。



ところで、英科学誌「ネイチャー」とは、世界中の科学情報をタイム
リーに伝える英語表記の週刊誌です。

英科学誌「ネイチャー」は、英マクミラン社から発行されています。
創刊は、1869年とかなり歴史あるもの。創刊140年を迎えたことになります。

科学は創刊時に比べ、さまざまな分野が複雑に入り組んで高度化しています。
英科学誌「ネイチャー」は、その変化やトレンドを常にキャッチし、グローバルな視点から最先端の情報を世界に向けて発信しています。

1921年にアインシュタインが「相対性理論」の解説記事を発表し、1953年には、ワトソンとクリックが「DNA二重らせん」の論文を発表しています。
誌面は論文だけでなく、論説、ニュース、書評、研究者の視点から科学概念を探る「concepts」、論文解説と、幅広い内容で構成されています。

「サイエンス」(アメリカ科学振興会発行)と並ぶ科学界の世界的権威です。

英科学誌「ネイチャー」は、ノーベル賞級の画期的な業績が多数掲載されています。その編集部が日本を編集拠点とする科学月刊誌「ネイチャーフォトニクス」を出版しています。ネイチャーには約30誌の姉妹誌があります。



★NPG Nature Asia-Pacificの雑誌一覧はこちら↓★

1.
Nature(NPG Nature Asia-Pacific)
Nature
出版社:NPG Nature Asia-Pacific
科学の最新情報を迅速にお届けする週刊誌


2.
NatureBiotechnology(NPG Nature Asia-Pacific)
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他では得られないバイオテクノロジーの情報が満載!


3.
NatureMedicine(NPG Nature Asia-Pacific)
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病態生理学から、遺伝子治療法まで。


4.
NatureNeuroscience(NPG Nature Asia-Pacific)
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出版社:NPG Nature Asia-Pacific
シナプスの働きから、直感する仕組みまで。


5.
NatureReviewsCancer(NPG Nature Asia-Pacific)
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出版社:NPG Nature Asia-Pacific
癌についての情報が満載。


6.
NatureReviewsNeuroscience(NPG Nature Asia-Pacific)
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出版社:NPG Nature Asia-Pacific
分子から精神に至る神経科学を分かりやすく。


7.
NatureReviewsDrugDiscovery(NPG Nature Asia-Pacific)
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出版社:NPG Nature Asia-Pacific
質の高いレビューや学説を掲載!


8.
NatureCellBiology(NPG Nature Asia-Pacific)
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出版社:NPG Nature Asia-Pacific
細胞生物学のあらゆる情報が満載。細胞生物学者の方々必見。


9.
NatureImmunology(NPG Nature Asia-Pacific)
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出版社:NPG Nature Asia-Pacific
抗原発見から、生体防御まで。


10.
Nature Materials(NPG Nature Asia-Pacific)
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出版社:NPG Nature Asia-Pacific
カーボンナのチューブからニホウ化マグネシウムまで。


11.
NatureReviewsGenetics(NPG Nature Asia-Pacific)
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出版社:NPG Nature Asia-Pacific
現代遺伝学の科学的側面全体をカバー!


12.
NatureReviewsMolecularCellBiology(NPG Nature Asia-Pacific)
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出版社:NPG Nature Asia-Pacific
細胞核から細胞膜についてのレビューや論文が満載。


13.
Nature Photonics(NPG Nature Asia-Pacific)
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出版社:NPG Nature Asia-Pacific
「光に関する科学的研究と光の応用」をテーマとした研究雑誌


14.
Nature Clinical Practice: Urology(NPG Nature Asia-Pacific)
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出版社:NPG Nature Asia-Pacific
他にはない最先端の泌尿器学・泌尿科学の情報が満載!


15.
Nature Protocols(NPG Nature Asia-Pacific)
Nature Protocols
出版社:NPG Nature Asia-Pacific
質の高いラボプロトコルのための新しいインタラクティブな情報源!!


16.
Nature Nanotechnology(NPG Nature Asia-Pacific)
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出版社:NPG Nature Asia-Pacific
化学、物理学、材料科学、生命科学、工学を含むナノサイエンスとナノテクノロジーのすべての領域が対象


17.
Nature Structural & Molecular Biology(NPG Nature Asia-Pacific)
Nature Structural & Molecular Biology
出版社:NPG Nature Asia-Pacific
α へリックスから、高分子まで。


18.
Nature Methods(NPG Nature Asia-Pacific)
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出版社:NPG Nature Asia-Pacific
最高の品質水準に見合った最先端のコンテンツをお届けします


19.
Nature Clinical Practice: Cardiovascular Medicine(NPG Nature Asia-Pacific)
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出版社:NPG Nature Asia-Pacific
他には真似できない最先端を行く雑誌!


20.
Nature Reviews Microbiology(NPG Nature Asia-Pacific)
Nature Reviews Microbiology
出版社:NPG Nature Asia-Pacific
他にはない微生物学の情報満載!


21.
Lab Animal(NPG Nature Asia-Pacific)
Lab Animal
出版社:NPG Nature Asia-Pacific
他にはない情報が満載!


22.
Nature Chemical Biology(NPG Nature Asia-Pacific)
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出版社:NPG Nature Asia-Pacific
生物学と化学の学際的分野における研究を世界に向けてタイムリーに発表


23.
Nature Clinical Practice: Gastroenterology and Hepatology(NPG Nature Asia-Pacific)
Nature Clinical Practice: Gastroenterology and Hepatology
出版社:NPG Nature Asia-Pacific
第一線のスペシャリストがおくる各専門分野のタイムリーな意見をお伝え。


24.
Nature Clinical Practice: Oncology(NPG Nature Asia-Pacific)
Nature Clinical Practice: Oncology
出版社:NPG Nature Asia-Pacific
他には得る事のできない腫瘍学情報が満載!


25.
Nature Clinical Practice-Nephrology(NPG Nature Asia-Pacific)
Nature Clinical Practice-Nephrology
出版社:NPG Nature Asia-Pacific
第一線のスペシャリストがおくる各専門分野のタイムリーな意見記事


26.
Nature Clinical Practice - Neurology(NPG Nature Asia-Pacific)
Nature Clinical Practice - Neurology
出版社:NPG Nature Asia-Pacific
第一線のスペシャリストがおくる各専門分野のタイムリーな意見記事


27.
Nature Clinical Practice-Endocrinology&Metabolism(NPG Nature Asia-Pacific)
Nature Clinical Practice-Endocrinology&Metabolism
出版社:NPG Nature Asia-Pacific
第一線のスペシャリストがおくる各専門分野のタイムリーな意見記事


28.
Nature Clinical Practice-Rheumatology(NPG Nature Asia-Pacific)
Nature Clinical Practice-Rheumatology
出版社:NPG Nature Asia-Pacific
第一線のスペシャリストがおくる各専門分野のタイムリーな意見記事。


29.
Nature Digest(NPG Nature Asia-Pacific)
Nature Digest
出版社:NPG Nature Asia-Pacific
Natureを日本の皆さまにより身近に親しんでいただけるよう日本語で編集した科学雑誌です。


30.
Nature Physics (NPG Nature Asia-Pacific)
Nature Physics
出版社:NPG Nature Asia-Pacific
あらゆる物理学研究者の貴重な情報源!


31.
Nature Genetics(NPG Nature Asia-Pacific)
Nature Genetics
出版社:NPG Nature Asia-Pacific
クオリティーの高い研究論文を毎月掲載。


32.
NatureReviewsImmunology(NPG Nature Asia-Pacific)
NatureReviewsImmunology
出版社:NPG Nature Asia-Pacific
免疫学の基本メカニズムから応用面まで詳しくお伝え。






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2009年02月08日

ALA 生命活動の源(アミノレブリン酸)

ALAとは

ALA(5-AminoLevulinicAcid)とは、5−アミノレブリン酸の略で、動物や植物の生体内に含まれる天然アミノ酸の事です。希少価値の高い物質でもあります。


アミノレブリン酸は、生命の根源物質であると言われているアミノ酸で、血液中のヘモグロビンや葉緑素(クロロフィル)の原料となります。生命活動を活性化させます。

地球上に存在するさまざまな生き物、人間、動物、植物の体内にアミノレブリン酸は、含まれています。

生物にとって大変重要な役割を担っています。


しかし、アミノレブリン酸は、体内に含まれる微小なアミノ酸なので科学合成するのは困難でした。

コスモ石油は、研究を重ね世界で初めてアミノレブリン酸の量産に成功することができました。

アミノレブリン酸の製造法は、酒や、ヨーグルトのように光合成細菌を利用した微生物発行法で安全性にも優れています。用いる微生物は光合成細菌を、原料にはブドウ糖を使用します。

アミノレブリン酸は、アミノ酸の一種ですがたんぱく質を作るアミノ酸ではありません。植物の葉緑素(クロロフィル)や人間の血液のヘモグロビンをに入っているポルフィリンという非常に大事な化合物があるのですが、アミノレブリン酸はその原料にあたるアミノ酸です。



アミノレブリン酸の植物・農業分野で期待される効果は、

・収穫増加
・栽培期間短縮
・育苗促進
・糖度向上
・緑色向上
・日照不足時の生育促進
・耐塩性向上
・耐寒性向上
・砂漠の緑化

など栽培環境が悪い場合でも大きな効果を発揮します。




アミノレブリン酸は、農業に限らず畜産・動物の分野では、

・豚の貧血改善
・成長促進

に利用され、そのほかの分野でも有効な能力を発揮しています。


他にもアミノレブリン酸は、医療の用途としてガンの診断や治療にも使われています。また、美容の効果も知られています。

アミノレブリン酸は、環境のダイオキシンの分解にも役立つことが分かっています。
アミノレブリン酸は、幅広い用途が広がってくるものと期待されています。


コスモ石油では、アミノレブリン酸を配合した肥料を開発しました。その名も「ペンタキープ」シリーズです。
農業用には、
・ペンタキープV・・・スタンダードタイプ
・ペンタキープSuper・・・肥料成分強化タイプ
・ペンタキープG・・・リン酸強化タイプ

家庭の園芸用には、
・ペンタガーデン・・・ガーデニング用

がおすすめです。


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関連情報を集めてみました。



■貧血とアミノレブリン酸(ALA)の関連知識
貧血にはいろいろな原因があるが、赤血球が減少する場合と、赤血球内に
含まれているヘモグロビンの合成が低下する場合とがある。赤血球が減少
する原因としては、骨髄内で赤血球の産生が低下する場合(再生不良性貧血、
造血面積の狭小化による場合、幼若赤芽球の成熟ができない場合としての
悪性貧血)、赤血球の破壊が亢進(こうしん)した場合(溶血性貧血)、出血
で赤血球を失った場合(出血性貧血)などがある。また、赤血球がつくられ
ても、中のヘモグロビンがつくられない場合としては、鉄が不足した鉄欠乏性
貧血、ヘモグロビンをつくっているタンパク部分に異常があるサラセミア、
ビタミンB6の欠乏、δ(デルタ)‐アミノレブリン酸(ALA)合成酵素の
欠乏によっておこる鉄芽球性貧血、さらに、鉄を運搬しているトランスフェリン
の欠乏症、鉛中毒などがある。
(日本大百科全書(小学館)【貧血】より引用)


■アミノレブリン酸(ALA)の概要説明
5-アミノレブリン酸(5-ALA)またはδ-アミノレブリン酸(dALA, δALA)は、
ポルフィリン合成経路の最初の生成物である。グリシンおよびスクシニルCoA
からアミノレブリン酸合成酵素(EC 2.3.1.37)の作用で合成される。
5-ALAは、動物においてはポルフォビリノーゲンシンターゼによってポルフォ
ビリノーゲン(EC 4.2.1.24)に代謝され、さらにヒドロキシメチルビラン→
ウロポルフィリノーゲンIII→コプロポルフィリンIII→プロトポルフィリノー
ゲンIX→プロトポルフィリンIXとなる。プロトポルフィリンは鉄イオンを配位
することで、血液中のヘモグロビンを構成するヘムとなる。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)


■アミノレブリン酸の用途
光増感剤として、除草剤やニキビの治療薬(光線力学的療法、PDT)に用いられて
おり、近年ではレーザー照射と組み合わせて脳腫瘍の術中診断に用いられる。
また、低濃度の水溶液を植物に散布すると、葉緑素が増えて成長を促進させる
ため、これを添加した液肥などが販売されている。
(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用)



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posted by 何でも教えて at 21:23| Comment(0) | ニュース・事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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